おはよう。
今日は人を否定する正しいやり方を紹介する。
このやり方をすれば、相手は「自分の言ったことを受け止めてくれる」はずだ。
今日はそんな「人を否定する講座」を開催する。
ぜひ最後まで読んでいってほしい。
相手を否定するコツ
相手を否定するときは、その相手を3つ褒めてから否定することが推奨されている。
文章だけでは分かりづらいので、具体例をあげて説明していく。
これは先日、私がスターバックスコーヒーのアンケートに答えたときの文章である。
相手は人間ではなくスターバックスコーヒーという法人だが、やることは殆ど一緒だ。
まず私は、
・朝の店内は静かで好き
・雰囲気も好き
・店員さんがフレンドリーで好き
と3つ褒めた。最初に相手の良いところをあげておくことで相手に良い気分で読んでもらう(聞いてもらう)ことが出来る。
そしてその後に本題の「否定文」を書く。
・テーブルが食べかすなどで汚れていることがある
ここで「あなたの(店の)ここがダメだ」と否定を入れる。
この時点では3つ褒められた後だから普通の人なら「なるほどそこは足りていない部分なのか」としっかりと読んで(聞いて)くれることだろう。
さらに最後に、
「そういったものは顧客側が片付けるべきだが、店員さんもテーブルにそういった汚れがないかを注意して見回って頂けるとありがたい。」
という風に「どうしようもない要因もあるが、ぜひとも解決してほしい」という旨を伝える。
こうすることで恐らく私の通うスターバックスで幾らかこの点を改善してくれることだろう。
注意点
最後に相手を否定する際に注意するべきことがある。
それは「大体の人はこうしてるからやめた方が良いよ」というような「自分の意見」ではない否定だ。
例えば先ほどのスターバックスの例で私が
「テーブルが食べかすで汚れていてみんな嫌だと思っているはずだから片付けた方が良いよ」という言い方だった場合、
もしそのことを他の顧客は何とも思っていなかったとき、店員は無駄にそこに気を遣い本来気づくべき不満点に気づかず店の売り上げを落としてしまうことがあるかもしれない。
これは極端な例ではあるが、これは人間関係においても同じことが言える。
例えばメイド服を大学に来てくる女子大生がいたとする。
仮に名前を「メイちゃん」と名付ける。
メイちゃんはメイド服が大好きで片時もメイド服を着ない日はなかった。
しかし、それを見た他の女子大生のA子が「あなた普通の人はメイド服なんて着ないからやめた方が良いよ、多分みんなそう思ってるよ」
という風にメイちゃんに抽象的な指摘をした。
そんなことを言われたメイちゃんは、A子からそう思われているだけでなく、本当はメイド服を着ることを悪いとは思っていない人からも自分がメイド服を着ていることが変だと思われていると考えてしまうかもしれないと考えてしまった。
もしかしたら大好きな「まさるくん」からも。
そうしてメイちゃんはメイド服を着るのをやめて肩身の狭い思いをしながら残りの学生生活を続けるのだった。
もしかしたらメイちゃんが恋慕していた「まさるくん」はメイちゃんのメイド服姿が好きだったかもしれない。
そのようなチャンスをA子の「みんなも多分そう思っている」の一言が全て台無しにさせた。
だからこそ相手を否定する時は1対1でなければならない。
「私」が嫌いだから。
「私」がうざいと思っているから。
このように否定はケンカと一緒だ。

まとめ
最後にもう一度、相手に改善を促すときは
3つ褒めることと自分の感性で否定することが重要である。
そもそも1つ指摘したいことがある相手に3つの褒めるポイントがなければそんな人間とは関係を断ち切るのが最善策かと思われる。
そうやって良い人間関係を構築していこう。
ここまで読んでくれてありがとう。
他の記事も読んでいただけると幸いだ。