
おはよう。
私は基本的にポジティブな記事を書いているのだが、今日は少し暗めの話題を書いていく。
イントロダクション
最近エンジニアを志している方のTwitterで「エンジニアになって場所にも時間にもとらわれず生きていく!」や「好きなことで生きていく!」ということをプロフィールに記述している方を多く見かける。
先に断っておくが、私はこのような人の志を素晴らしいと思っているし、
ましてや私自身「エンジニアってかっこいい♡」といった具合で始めた人間だから、そのことを否定するつもりは一切ない。
しかし、エンジニアになってしまえば、自分の夢が叶ったかのような言い方はどこかおかしな話だと思う節があったので、
今回は、フリーランスだろうが自社開発だろうがエンジニアになること自体が「好きなことで生きていく」ということになる訳ではないという話を書いていく。
自分がエンジニアになりたかった本当の理由を見直すいい機会になると思うので、
エンジニア志望者、そして現在エンジニアとして働いている方も最後まで読んでいただきたい。
私はエンジニアになりたいと思っていなかった

昨日の記事でも書いたが、私はもともと「フリーランス」になりたかっただけでエンジニアになりたいとは思ってはいなかったのだ。
私が何も考えずに本当に「好きなことで生きていく」を実行するのであればやることはただ一つ、
それは「フリーのイラストレーターをやりつつ、エロ漫画を描くこと」である。
私は高校時代から多くの友人達に公言してきた。
しかし私は「好きなことで生きていく」ことは出来なかった。
「能力が足りない、これではエロ漫画で生計を立てることはできないだろう、、」
と私は自分で自分の可能性をへし折って諦めたのだ。
その後、私はそれでも収入を増やさなければ、本当に好きなことで生きていくことは一生実現出来ないと思い、
皆さんご存知の「時間にも場所にもとらわれずに働ける」が売りのフリーランスエンジニアを目指し始めたのだ。
よって、私にとってエンジニアになるという選択肢は二番煎じであったということだ。
あなたの場合はどうだろうか
現在エンジニア職をやっていて楽しく働けていることは事実だ。
当ブログでも度々賛美する記事を書くほどにエンジニアという仕事、そしてコンピュータサイエンスという分野は奥深くて面白い。

それでも私は「好きなことで生きていく」を実行することから逃げた事実からは絶対に目を背けることはできない。
何故なら私と同じく「フリーのイラストレーターをやりつつ、エロ漫画を描くこと」を目標にしている人は
私が会社でプログラミングをしている間もエロ漫画を描いているのだから。
私は彼らとの戦いから逃げたのだ。
このことから私が好きなことで生きていくことを夢見てエンジニアを志している方に言えることは、
「あなたが一生をかけて目指すことにエンジニアというキャリアがあったのか」ということを自問するべきということである。
もしもあなたが「エンジニアになれば週2日の勤務もできるようになってそれからエロ漫画家になる夢も目指せる!」と思っているのであれば、
一度立ち止まって考えてみてほしい。
それまであなたは本来の「エロ漫画家になる」という夢を放置して2~3年間ほどエンジニア職に時間を費やすことになるのだ。
あなたの夢がエロ漫画家ではないかもしれないが、私はここまでその夢を放置して1年間ほどエンジニア職に時間を費やしてきたが、
やはりこれだけ奥深いコンピュータサイエンスの分野を1年や2年で「週2日で暮らせるほど」にするのは大変なことだ。
私はその途中で「エンジニアも悪くないな」と本当にここから10年でも20年でもやっても良いと思えたが、
あなたがこれからプログラミング学習を始めて時間を無駄にしない確率はゼロではない。
ならば1度「好きなことで生きていく」を本気でチャレンジしてみても良いのではないかと思う。
最後に
思い思いに書いて文章構成が酷いことになっていることは承知の上だが、
私が今回の記事で伝えたかったのは、
エンジニアになったからといって「好きなことで生きていくこと」が叶う訳ではないということである。
私はそれほどまでに「エンジニア」という仕事は奥深く素晴らしい仕事だと思っているし、
同時にあなた夢がコンピュータサイエンスの奥深さに負けないぐらい素晴らしいものだと思っている。
だからこそ、好きなことで生きていきたいと本当に思っている方は立ち止まって考えてみてほしい。
「私の本当にやりたかった仕事はエロ漫画家だったのではないか」と。