1 7'sの輝きを求めて

 

 

高月麻琴は10歳のときに両親に連れていってもらったアイドルライブが忘れられなかった。

 

 

幼かった彼女を魅了したアイドルユニットの名前は7's

 

7人のメンバーで構成されたアイドルユニットだ。

 

 

 

それから彼女は将来の夢を聞かれると元気よくこう答えるようになった。

 

 

7'sみたいなアイドルになることです!」

 

 

そうして彼女は中学、高校の6年間「みそらリリカルズ」というアイドル事務所に所属し、

様々なユニットでの活動や自身で作詞作曲をするなどして「憧れの7's」のようになるため、日々精力的に活動をしていた。

 

 

しかし、どれも今ひとつ実らず気づけば18歳。(麻琴は310日が誕生日なのでこの時点では17歳だが)

 

とうとう高校を卒業する年になり、それと同時にその後の進路を決めなければならなくなってしまった。

 

 

麻琴の家庭は所謂「お金持ち」で麻琴の進路は金銭的には自由に決めることができるような環境ではあったが、麻琴の夢は7年前から変わることはなく、

進路希望調査票に目一杯大きく「7'sを超える」とだけ書いて提出した。

 

しかし、ここで麻琴に対して大きな試練が立ちはだかる。

 

 

与えられた試練

 

それは麻琴が6年前から所属していたアイドル事務所「みそらリリカルズ」の倒産だ。

自分の所属していたアイドル事務所もなくなってしまい、まだまだ名前も売れている訳ではない麻琴。

 

これを機に長きに渡って麻琴が夢に向かってアイドル活動をすることに協力的だった父親が

麻琴に対して「もうアイドルは諦めたらどうなのか」と問うようになった。

 

しかし、それでも麻琴は「7'sのようなアイドルユニットを作ること」を諦めきれず、全ての進路も一蹴して麻琴は反対する父親を説得させるべく、

過去にどのようなアイドルがヒットしたのかなどを書き残してきた通称「Makoto's idol kenkyu- note」を見せ、麻琴の7'sに対する思いが生半可ではないことを伝えた。

 

ここまでの覚悟を見せられてはこっちも承諾せざるを得ないとアイドル活動の反対していた麻琴の父も

20歳までにアイドルとして結果が残せなければ俺の持ってる工場の中で一番小さなところで工場長をやらせてやろう」と少々馬鹿にしつつも麻琴の背中を押した。

 

 

そして麻琴は高校を卒業し、

4月から本格的にアイドルユニットを作ることに本腰を入れる。

 

 

そんなときに麻琴は高校時代の友人から

1年前まで大手アイドル事務所「オーガナイズ・ミサザキ」に所属しアイドルをやっていた子が近所の美容室でアルバイトをしている」という情報を聞き入れる。

 

 

噂のあの子

 

その情報を聞き入れた麻琴は早速その美容室を訪れると

そこには桃色の髪色で高い位置に纏められたポニーテールがよく似合う「鼎ゆうき」という美しい少女だった。

 

 

実は麻琴はゆうきのアイドル時代を知っており、近所に住んでいるいうことも知っていたが、アイドルを辞めて美容室でアルバイトをしていることを知らず非常に驚いた。

 

 

そこで麻琴は早速アイドルユニットに誘うが当然ゆうきにはすっぱりと断られてしまう。

 

しかし、麻琴はゆうきのことを諦めきれず何度もスカウトをする。ゆうきにはその度に断られ続けた。

 

 

そんなところにゆうきの高校の友人である早瀬光希が麻琴に「ゆうきに嫌がらせをしないでほしい」と忠告をする。

 

 

to be continue...

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