
おはよう。
今日は、「人は自虐ネタをすることで自信を失う」
という話をしようと思う。
「〇〇を失う」に入る言葉は、「自信を失う」である。
それでは早速書いていく。
イントロダクション
先日、私は友人と共にアニメソングのライブイベントに訪れ、会場周辺の雰囲気を楽しんでいた。
そこで熱狂する俗にいう「オタク」の集団が屋外でおこなわれていた「カラオケ」の音楽に合わせて熱狂し叫んでいた。
そして、曲が終わると彼らはこう言い放った。
「俺らオタクはやっぱり社会不適合者だわ」
その刹那、私は思った。
どうしてそのようなマイナスな言葉を自分に当てはめてしまうのだろうか。
確かに彼らは大声で騒いでいて、それを良かれと思ってやっている訳ではないだろう。
しかし、その一時の楽しさのために全身全霊で熱狂することを
自分自身で「社会不適合者」とマイナスな表現で終わらせてしまって良いのだろうか?
前振りが長くなってしまったが、
ここでは以上のような、「自分自身を蔑むような言動や行動」をここでは「自虐ネタ」と呼ぶことにする。
過去の失敗
私がどうしてここまで「自虐ネタ」を揶揄するかと言うと、
私が実際に自虐ネタをし続けて自信をなくしてきたからである。
私は中学3年生まで体重が100キロ近くある「デブ」だった。
そのおかげで私はどんなことでも「痩せている人たちには敵わないや」と決めつけて
頑張ることを諦めていた。
挙げ句の果てには、歴史の授業で「太った将軍」が出るたび、「俺、徳永家康に似てない?」と「デブ」であることをネタとしていた。
まさに「自虐ネタのプロフェッショナル」だったのだ。
しかし、それでクラスメイトから嫌われることはなかったかもしれないが、
私はたかが太っているというだけで、「私は絶対に主役になれない。」
と決め付けていたのだ。
そうやって私は、自分の潜在能力を殺してきた。
今は普通ぐらいの体型になったし、中学時代の私の辛さは分からない。
しかし、間違いなく今も昔も変わらずに言えることは、
自虐ネタを続けても得るものは何もないということだ。
自分の弱さを「自虐ネタ」にして誤魔化し続ける人間に、羨望の眼差しを向ける人はいるだろうか?
この文章を読んでいる人でも「別に憧れられるような人になりたい訳ではない」
という人もいると思う。
しかし、大切なのは「自分自身を蔑むようなこと」は絶対にしないことだ。
自分が好きなことならばそれで良いじゃないか。
自分が「デブ」だからとか「ブス」だからとか
そんなの気にしなくて良いじゃないか。
貴方の自由を奪っているのは、お腹の脂肪でもなく、不細工な顔面でもなく、
それを言い訳にしている「自分自身」だ。
そんなこと他人から見ればどうでもいいこと。
貴方は貴方自身のやりたいことを諦めないでやることが大切だ。
まとめ
以上が私が考える「自虐ネタ」をやるべきではない理由だ。
自虐ネタなんて言っているだけで自分に自信がなくなっていく。
偉そうに思われても構わないから自分に自信を持ってほしい。
最初の話に戻るが、だからこそ私はオタクたちにもこう言って欲しい。
「オタクって最高だぜ!」
ここまで付き合ってくれてありがとう。
他の記事も読んでいただけると幸いだ。